Sunday, March 30, 2008

3.音楽

街のあちらこちらで質の高いジャズを通る人々に届け続け、

すぐに、大きな人の輪と笑顔と拍手を作ってしまう

ストリートミュージシャンたち


ハリケーンカトリーナの影響が未だに随所にみられる

アメリカ南部はニューオーリンズ


大きな船が頻繁に行き交うアメリカ最長の川
ミシシッピ川

古くから人々の生活と発展には不可欠で、
多くの人々の心のよりどころともされてきた


週末には家族、友達、大勢でBBQ

海沿いで、湖沿いで、川沿いで、

水のそばでBBQを楽しむのがアメリカ中の文化なんだ


ただ、食べ物の残りかすを面白半分に川に投げ入れる若者たち

それが、どう自分に帰ってくるか、分かりますか

自然は人類の母親

みなつながっているのだよ


俺もそれ、少年時代によくやったよ

結局遊んでる時間より、ボールとる時間のほうが
長くかかるんだよなー


ここはニューオーリンズ郊外にあるプランテーション

白人主導の観光ツアーで語られたのは、
113人の奴隷のもとに建てられたこのマンションでの
優雅な主人一家の暮らしぶりのみ


激安の値段を付けられ、人間としてみなされなかった奴隷たち


どういう思いで来る日も来る日も、重労働をし続けたのだろう


心が痛いどころのレベルじゃないよね


演奏家の多くは黒人

ただ、お客さんは白人ばかり

脇でゴミをあさっているのは黒人の少年
コンビニで働いてるのは黒人のおばさん
バスの運転手は黒人

安いホテルの受付は黒人
高級なホテルの受付は白人

偶然の一言では片付けられないこの現状

おなじ地球星なのに


カウンターに一人で寂しそうに座り、
バーテンダーと語り合う光景が目に付く
哀しいジャズのメロディーが漂う夜のニューオーリンズの街角

音楽は、時に悲しみを半分にしてくれ、
時には、喜びを倍にしてくれる

けど、そこの人たちは、音楽で悲しみを倍にし
ただただそれを受け止めていた

人生は大波小波の連続だ

良くないことがあるから
良いことが良いと感じれる

いつも感情が一緒じゃ飽きて
良いことが良いと感じれなくなってしまう
その方が悲しい事なのではないか

人間としてさらに成長できるチャンスを貰った
絶好の機会

そう捉えたほうが面白いんじゃないかな


まだがれきの山があちこちに見える中、
音楽を通してこの街、人々に笑顔が戻った

やっぱり音楽のパワーってすごいなー


平日は毎晩、週末は昼間から、
街全体がパーティー会場と化す

ビールの消費量アメリカNO.1のこの街では、
老若男女問わず
みなビール片手に、夜が更けるまで、あらゆるクラブ、バーを行ったり来たり、

ライブパフォーマンスや、ジャズの質で勝負する競争激しい店側に対して、
エンターテイメント溢れるこの街は客にとっては最高


世界のどこの街角でも、
年をとってもビール片手に音楽を楽しみ、踊っていられたら

この世界は平和だろう


あなたのいる街角

そして、あなたの心には

今、どんな音楽が流れていますか