Thursday, July 5, 2007

1.新しい扉の向こう側に

でこぼこのグラウンド
ボロボロのシューズ
つぎはぎのサッカーボール

抜群なボールコントロール
ボールを追っかける輝かしい瞳

「サッカーは生きがい」
そう語ってくれた彼らの眼は素直で少年のそれそのもの


みな、サッカーを楽しむこと忘れてないかい?


アルゼンチンへ向かう飛行機で
僕の隣の隣の乗客がトイレに行った際、
いきなり心臓発作で亡くなる

一緒にいた奥さん泣き崩れる
周りの乗客みんなもらい泣き
・・・
亡くなった病気がちの旦那さんは飛行機乗る前に奥さんに
言ったんだって。
今日が私の人生で一番幸せな日だよって。。


少したってその奥さんが僕にこう言った
"Life is short. Nobody knows when it ends.
Even though you are very young, your life might end tomorrow.
Who knows.
So, enjoy everyday!
Try to be happy
even when you are doing what you do not really want to do.
Be Happy!"

何かものすごい人生の勉強をさせられ、
僕はアルゼンチンに降り立った。


世界一広い道路
アルゼンチンの首都ブエノスアイレス

18車線

ほぼ車線なんて関係なしのカーレース状態

上から見てるとエキサイティングだ


今夜はアルゼンチンワインに本場アルゼンチンタンゴ
情熱あふれる迫力満点ショー

あいた口がふさがらなくたっていいじゃないか
無意識に高いワインかぶかぶ飲んだっていいじゃないか
相席のブラジル人の子に恋したっていいじゃないか

「誰が一番遠くからお越しになられましたかー」
司会者の声にダントツ1位で選ばれ無理矢理ステージに

"ムチョグスト"(はじめまして)
"ソイハポネス"(私は日本人です)
"サルー"(乾杯!)

客席からの拍手とどよめき

手を振って照れながら答える

ただただ、
その雰囲気に酔いしれた
最高の一夜でした


その先には何があるの?
その道どこまでつなげたいの?

言葉が通じないブラジルとの国境の街

シャベル片手に手伝いだす

引きつった笑顔で"グラシアス"(ありがとう)

国際協力?
偽善?
自己満足?
ありがた迷惑?




難しいな


バイクタクシーで溢れる
パラグアイ、シルダーデルエステ

人々の目は生きることに必死、そのもの

歩いてると、
「邪魔だよ」
「アブねーよ」
怒鳴られる

何だよ。。


パラグアイのある大手電気屋での
看板商品

マリオカートやりたいな~


ブラジルのある路上で

果てしなく続くハンモックの列

気持ちよさそう


"現実" の世界では感じることの出来なかった

無感情、無感覚な時が流れていく。。


来ました
世界遺産イグアスの滝

自然から私たちへの高価すぎる贈り物


そして、今
それを破壊している私たち

排気ガス
水質汚染
オゾン層侵食
不法投棄
森林伐採
生態系破壊




これらのために、一人のちっぽけな人間が出来ることは・・・

俺は俺の出来ることをやろう

今の俺は、たくさん勉強して知識、技術を身につけること
将来の可能性を広げ、増やすために

勉強できる環境に幸せを感じれたこと

それが
一番の収穫です


ブラジルとアルゼンチンの国境沿いにある
静かな田舎街を散策中
突然ハイテンションな日本語が・・・

「アルゼンチン、インターセプトー」
「前へつないで」
「ドリブルで持ち込むー」
「シュート!」
「ゴ~~~ル!」
「アルゼンチン先制!」
「アルゼンチン1点を失いましたー」

それは、ウイニングイレブンだけのゲーセン
日本のテクノロジー恐るべし

そして、ほぼみんな、アルゼンチン対アルゼンチン

愛国心強いんですね


左上がパラグアイ
右上がブラジル
そして、手前がアルゼンチン

川のどっち側に住むかで境遇が全く違ってくる

3国の国境を前に
それぞれの国の人々の表情が頭から離れない

なんで地球全体で一つの国じゃいけないんだろー
なんで?


ブエノスアイレスに戻る飛行機の中
戦争でイスラエルから逃げてきた18歳の女の子と見た風景

家族や友達の無事も分からず
家族に、危ないから国から逃げるように言われ
一人で来たという

「あたしたち何も悪いことしてないのに・・・」
すすり泣く彼女に
掛ける言葉などあるわけがない

"俺"の世界をはるかに超えてる

数週間後に国に戻って
戦争で施設に入っているお年寄りの世話をするボランティをするという

そのあと、軍隊に3年はいらなきゃ・・・
寂しくつぶやく彼女

俺は、今までの人生で一度も"平和"を脅かされたことはない

同じ人間なのに
同じ地球星に住んでるのに

なんでも当たり前に思ってしまうのはよくない
常に感謝の気持ちを持って
幸せを感じれる人間になりたい



マラドーナ
テベス
リケルメ
高原直泰


数々の有名選手が所属し、日本でもTOYOTA CAPでおなじみ
ボカジュニアーズの開幕戦

気持ち悪くなるほど、ずーっとゆれ続けるスタジアム

サッカーにかける男たちの熱ははんぱない

スタジアム治安悪すぎ


ブエノスアイレスにある貧困街
そこで毎週開かれるフリーマーケット

ここが、カメラをひったくられ、追いかけて、格闘の末奪い返した現場です

わざわざ貧しい地域に行って、高級なカメラを見せびらかした
僕が悪かったです
彼らの気持ちも考えず

申し訳なかったです


アルゼンチンに着いて初めにかけこんだ宿
たくさんの役に立つ情報をくれた宿
日本のNHKを見せてくれた宿
見知らぬ国で安心感と安らぎを与えてくれた宿
安全をくれた宿
日本のカップラーメンとお米を売ってくれた宿
なつかしのフォークソングをルームメイトと熱唱した宿

そして

俺にたくさんの素晴らしい人生観を教えてくれた
あらゆるタイプの旅人との出会いを与えてくれた宿


学校の教室が学術的なことを勉強するとこならば
この宿は人生を勉強する教室でした


どこの街に行っても、同じ色の空などみたことない
空って全部つながってるのにね

その色は、その街の人々、歴史、文化
そして、心を素直に表現しているんじゃないかな

ブエノスアイレス

とても素敵な街でした


あるアルゼンチンの家庭に
こんな東洋人が
招待されました
お父さんからAkira Kurosawaについて語られました
日本の"尊敬"の文化について語られました

「日本は素晴らしい国だ」
「日本人ということに誇りを持つべきだ」
と、

なんとも情けない気分


ウルグアイの首都モンテビデオで
馬にごみを引かせて街の中心を歩くホームレス

ホームレスの人がゴミ箱あさってる間、一人寂しく待つお馬さん

ちゃんと馬は食べ物を食べさせてもらえるのだろうか?
快適な場所で寝させてもらえるのだろうか?

心配で心配で、
頭から離れないよ。。


世界三大劇場の一つであるコロン劇場にて

人の心を大きく揺さぶる音楽のパワーってやっぱすげー



サッカーの歴史が始まった場所

1930年、第一回サッカーワールドカップのメイン会場

いろいろあったけど、
最後にサッカーを感じれた
熱い南米の旅でした



そして、"幸せな" 旅でした





次の街の空の色は何色だろう。。。